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このサイトの使い方——業界の「雰囲気」を10分で掴む手順
最終更新: 2026-08-13T00:00:00.000Z
本サイトは、米国株の主要業界について「業界としてどのくらいの評価水準・収益水準なのか」を素早く掴むためのダッシュボードです。個別銘柄の推奨は行いません。この記事では、データの仕組みと推奨する読み方の手順を説明します。
データの出典と更新頻度
財務データ(売上高・営業利益・純利益・純資産・発行済株式数)は、米国証券取引委員会(SEC)の開示システムEDGARに提出された10-K(年次報告)・10-Q(四半期報告)から取得しています。原則として直近12ヶ月(TTM)ベースで集計し、四半期データが揃わない場合は直近年次(FY)を使用します。どちらを使っているかは表の「基準」列に表示されます。
株価は週次で更新しており、基準日を全ページに明記しています。日々の株価変動を追うサイトではなく、業界の構造を俯瞰することを目的としているため、この更新頻度を採用しています。※印の付いた銘柄は年次報告(20-F)ベースの参考値です。
推奨する読み方: 3つのステップ
**ステップ1: 業界比較ページで全体の地図を見る。**まず業界比較ページを開き、5業界のPER・PSR・PBR・営業利益率の中央値を見比べてください。「SaaSは売上の何倍で買われているのか」「自動車と半導体で利益率はどれだけ違うのか」という業界間の相場観が、この1枚で掴めます。
ステップ2: 気になる業界のページで分布を見る。業界ページでは、時価総額順の一覧表と、PER・営業利益率の棒グラフを掲載しています。平均値だけでなくばらつきを見るのがポイントです。上位と下位の差が大きい業界は、同じ業界でもビジネスの質が二極化していることを意味します。
**ステップ3: 「読み取れること」で数字の意味を確認する。**各業界ページの下部には、データから機械的に生成したコメントを掲載しています。平均と中央値の乖離、PSRの二極化、Rule of 40の合格企業数、時価総額の集中度など、数字を見ただけでは気づきにくいポイントを整理しています。
各指標の詳しい読み方
指標ごとの詳しい解説は、それぞれのハウツー記事を用意しています。PERの見方、PSRとRule of 40、PBRの罠、営業利益率の業界比較、赤字企業の評価方法の順に読むと、本サイトのデータを立体的に読めるようになります。用語がわからないときは用語集を参照してください。
注意していただきたいこと
本サイトの数値は、開示データの取得タイミングや集計方法により、証券会社のツール等と差異が生じる場合があります。また、業界分類は当サイト独自のものです。投資判断にあたっては、必ず企業の一次情報(10-K・10-Q・決算プレゼンテーション)をご確認ください。本サイトは情報提供のみを目的としており、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
おすすめの定点観測のしかた
本サイトは週次で株価を更新しているため、「決算シーズンの前後で業界の評価がどう動いたか」を観察するのに向いています。たとえば四半期決算が集中する時期の前後で業界比較ページの中央値を見比べると、決算内容が業界全体の評価にどう反映されたかがわかります。また、金利や為替の大きなニュースがあった週は、高PSR業界(SaaSなど)と低PER業界(自動車など)で株価の反応が分かれる様子が確認できるはずです。週に一度、5分だけ業界比較ページを眺める——それだけでも数ヶ月続ければ、業界ごとの「平常時の水準」が体感として身につきます。